こんにちは。あおです😊
梅雨空が続く毎日、いかがお過ごしですか?
関東地方は、今日は午後から雨予報です。
この季節、雨が降ると口ずさんでしまう昭和の名曲、「雨音はショパンの調べ」。
もう40年近く前の曲ですが、私ぐらいの世代の方は、皆さんよくご存じのはず😉
小林麻美さんが歌っていて、作詞はユーミンです。
原曲はイタリアの男性歌手ガゼボの歌唱による「 I like Chopin」ですが、「雨音はショパンの調べ」という素敵なタイトルにしたユーミンはさすがです!
そしてピアノの音色が美しく響くこの曲をきいていると、その歌詞の通りショパンの心痺らす甘い調べもまたききたくなるのです。
目次
雨の日に聴きたいショパンの名曲
私は、ピアノを習ったこともないし、特にクラッシック音楽に興味があったわけでもありません。
ポーランドに住んでいた時、自然とショパンの音楽に触れる機会が多くなっていきました。
ポーランド人にとっては、ショパンは誇りであり、とても大切な存在なのです。
「ピアノの詩人」と称されるショパンの曲は、繊細で美しく叙情的で日本人にもとても人気があります。
ショパンの曲を聴くと、なぜか切なくなります。
そして私の勝手な想像ですが、その情景に思い浮かべると雨が降っていることが多いのです。
「雨音はショパンの調べ」というタイトルの印象が強すぎたせいかもしれませんが、ショパンの曲もまたこの季節にぴったりな気がして、雨の日に聴きたいショパンの名曲私のベスト7を選んでみました。
ベスト7ってなんとも中途半端ですが、絞りきれず、、、我慢して7曲!!
CMやドラマや映画で使われたり、フィギュアスケートのプログラム曲になっていたり、どこかできいたことがある有名な曲から選んでみました。
「雨だれ」前奏曲Op.28No.15変ニ長調
雨粒が降り注ぐ情景がすぐに目に浮かんでくる曲です。
曲を貫いて鳴り響く連打音が雨のしずくのようです。
病と闘いながら療養中のショパンが、雨音を聞きながら、ピアノに向かって生まれた曲だそうです。
この時、たった一人で不安に苛まれながら恋人の帰りを待っていたとか。
しっとりとした優美な雰囲気で始まり中盤になると、重々しい雰囲気に変化していくのは、ショパンの寂しさや不安な気持ちが表現されているからでしょうか。
最近、リンナイ乾太くんのCMで使用されていました。
「幻想即興曲」即興曲第4番嬰ハ短調Op.66(遺作)
ショパンは、この曲が気に入らず発表するつもりはなかったそうです。
けれど、ショパンの死後、友人によって出版されました。
そのため遺作となっています。
今では映画やドラマなど多くのシーンで使われ、ショパンの作品の中で最も人気のある曲となっているのだから、発表され後世に残り本当に良かったです。
優雅でありながら、エネルギッシュでドラマチック!
フィギュアスケートでも人気の曲なのは、納得です。
浅田真央選手のこの曲を使用したプログラム、とても素敵でした。
「別れの曲」エチュードホ長調Op.10No.3
この曲はショパンが「二度とこんなに美しい旋律をみつけることはできないだろう。」と友人の作曲家リストに語っているほど、ショパンも大満足の一曲です。
ゆったりとしたテンポで叙情的なメロディー。
私のイメージでは涙と雨です。
曲の最後の方で晴れ間が出てきて癒やされていく感じ。
冒頭部分はとっても有名!
私は この曲をきくと、ドラマ「101回目のプロポーズ」を思い出してしまいます😅
「ノクターン第20番」嬰ハ短調(遺作)KK.IVa-16
冒頭の切なく哀しげなメロディーがとても美しく印象的な曲です。
どことなく懐かしさを感じて、心を大きく揺さぶられます。
この曲も、ショパンの死後、発表されたので、遺作になります。
映画「戦場のピアニスト」では、最初と最後で流れるテーマ的な旋律として使用され一躍有名になりました。
この曲をモチーフにした平原綾香さんの歌う「ノクターン」も、深みのある声とマッチしていてとても素晴らしく大好きです。
「 英雄ポロネーズ」ポロネーズ第6番変イ長調Op.53
さてここからは、私の好きな曲ベスト3です。
この曲を弾きたくて、ピアノを習う人が多いそうですが、その気持ちよくわかります。
勇ましく輝かしいメロディーが、とにかくかっこいい曲です。
「ポロネーズ」とはポーランドの民族舞曲のことで力強いリズムが特徴です。
全体を貫く「ポロネーズ」のリズムには、ショパンの祖国への思いが、詰まっています。
ショパンが悲しい歴史をもつポーランドの人々の心の支えだった理由がわかります。
「エチュードOp10-1」
この曲よりずっと有名な曲がまだまだあるのですが、私のベスト3のうちの1曲なのでやっぱり外せませんでした。
この曲は、急下降する滝の動きを連想するところから「滝」という別名もあるそうです。
雨というより滝ですね😁
激しい水の動きを思わせる曲調で、川から海へと至る壮大な情景が目に浮かびます。
TVアニメ「ピアノの森」のオープニングテーマでもあり、私はこのアニメ、夢中になってみてしまいました!
「ノクターン第2番」変ホ長調Op.9-2
最後になりましたが この曲は、ショパンの作品の中で私がいちばん好きな曲です。
これはもう、オルゴールや電話の取り次ぎ用の音楽としても、しばしば用いられ、誰もが知っている曲ですね。
「ノクターン」とは、日本語で「夜想曲」と訳されます。
静かな夜に想いをよせるロマンチックな夜のイメージなのでしょうか。
上品で、色気があって、美しい曲だけど、いろいろな感情がこみ上げてくるすごい曲。
この曲をきいていると、哀しいような幸せなような気持ちになり、心の奥がきゅっとなり泣けてきます、、、
おわりに
雨の日に聴きたいショパンの名曲ということで、私の勝手な選曲ですが、クラッシックにあまり興味のない方に特にオススメです。
曲名だけのご紹介になってしまいましたが、YouTubeでも、たくさんの方の演奏を聴くことができるので、よかったらぜひ聴いてみてください。
See you soon🥰
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