こんにちは。あおです😊
ワルシャワで暮らしていた時、アジアからの観光客が、他のヨーロッパの国々に比べて、とても少ないと感じていました。
ポーランドが観光地として日本人にあまり人気がないことは、ガイドブックの種類が少ないことでもわかります。
今のところ「るるぶ」も「まっぷる」もありません。
「地球の歩き方」も単独でポーランドはなく、「中欧」または、「チェコ ポーランド スロヴァキア」と広くまとめられています。
需要がないからですよね~😔
私としては、かなりおすすめな国なのですが、、、
そこで、マイナーな国ポーランドの魅力を少しでも感じていただけるように、今日はかわいい妖精の街についてお伝えしたいと思います!
ヴロツワフ
ヴロツワフは、ポーランド南西部の中心都市です。
千年以上の長い歴史を持つヴロツワフですが、時代によって様々な国の領地となっていました。
いろいろな国と文化の影響を受けたことで、独特の雰囲気を持つとても美しい街です。
ゴシック様式の建築物や歴史ある教会、中世ヨーロッパを感じるカラフルな街並み、まるでおとぎの国のようで、見どころがたくさんあります。
↑昨年(2020年)の夏、やっとコロナ禍の厳しい規制が緩和されて、ほっと一息ついていたころの写真です。
この後、再び感染が拡大していくことになるのですが、、、😱
かわいい妖精たち
この街を歩いていると、いたるところでかわいい妖精に出会います。
小さな妖精の銅像があちこちに!
妖精というより、「白雪姫」に出てくる7人の小人に近いイメージなんですけどね。
↑広場に耳の不自由な妖精、白い杖をついた妖精、車椅子に乗っている妖精がいます。
大きさは30cmぐらいでしょうか。
↓通りで、せっせと岩を運ぶ妖精を発見!かなり大変そうですね。
最初の妖精は社会主義時代における学生運動のシンボルとして作られ、その後、街中に妖精像がつくられるようになったそうです。
↓こちらがその最初の妖精で「妖精のお父さん」と呼ばれていて、大きく存在感があります。多くの観光客に撫でられ、ツルツル丸くなっています。
妖精は毎年、約30体ぐらいずつ増え続け、今やその数360体以上(2020年現在)にもなると言われています。
この街で妖精を作りたいと思ったら、その土地の所有者に許可さえとれば、個人・企業に関係なく自由に設置できるので、正確な数は把握できていないそうです。
↑こちらは、アイスクリーム屋さんにいた妖精。足を組んだ姿が愛らしく、今にもしゃべりかけてきそうです。
↑この妖精は、ヴロツワフ大学博物館の前に立っていて「教授」と呼ばれています。妖精の中で最も教養が高く、遅刻した学生を注意することもあるそうですよ。
↑犬と一緒にビールを飲む妖精🍻カンパーイ!!犬の方が大きいです。
↑私が宿泊したホテルの前で出迎えてくれたちょっとえらそうな妖精。
ギターを持つ妖精は、ミュージシャンのようです。
↑小さい妖精の写真を撮る旅行者の妖精、、、私と同じことをしているわけですね。
そして女性への投票を訴える妖精もいます。
2人とも珍しい女性の妖精です。
↑本を印刷する妖精に消防士2人組の妖精。働き者です!
↑カフェの窓にいる2人組の妖精。ロープで食べ物を上げているのか下ろしているのか、、、人気のあるカフェのようです。
睡眠中の妖精のベッドの横には脱いだ靴がきちんと並べられています。
↑ハートを持った妖精は「フレンドリー」と呼ばれています。人なつっこい感じがしますよね。
絵を描いている妖精が、何を描いているのか気になってのぞきこむと、上に大きく「Vincent」とサインがありました。この妖精は、有名なオランダの画家ゴッホ(Vincent van Gogh)にちなんだ妖精なんだとか。
最後に
街を散策していると、つい妖精を探してしまい、カメラを手放せなくなってしまいます。
まだまだご紹介したい妖精はたくさんいるのですが、きりがないので、このへんで。
今回はわりと知名度の高い妖精を選んでみました。
観光案内所やお土産屋さんで妖精マップも販売されています。
妖精たちは、企業のPRになり、街おこしにもなっているようです。
ヴロツワフ、いつかもう一度訪れてみたい街です。
その時は街中、妖精であふれかえっているかもしれません。
いったい何体になっているんだろう、、、楽しみです♪
↑ライオンに乗る妖精
それではまた!
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