こんにちは。あおです😊
最近、急に寒くなり、秋を飛び越えて一気に冬になったような気がします。
そろそろ本格的な紅葉シーズンですね🍁
先週はショパンコンクールのことがテレビでたくさん取り上げられていました。
ポーランド・ワルシャワも5年に一度の大イベントで盛り上がったことでしょう。
ふと懐かしくなったので、ポーランドのこの時期、秋の様子について書いてみたいと思います。
*目次*
ショパン国際ピアノコンクール
ちょっと遅れましたが……😅
まずは、ポーランド・ワルシャワで開催されたショパンコンクールのこと。
反田恭平さんが2位、小林愛実さんが4位に選ばれました。
日本人が2人も入賞し、素晴らしい快挙でした。
1位はカナダのブルース・リウさん。
反田さんは優勝候補と言われていたし、ファイナルの演奏をライブ配信で見て(聴いて)いて、もしや優勝!?とドキドキしました。
若手ピアニストの登竜門として知られるこのコンクールは、5年に一度開催され、本来昨年開催の予定でしたが、新型コロナの影響で延期となり今年開催となりました。
予備予選(今年7月・本来4月開始)→ステージ1→ステージ2→ステージ3→ファイナル(10名)と進んで、1位から6位まで順位が与えられます。
ファイナルでは、ワルシャワ・フィルとの共演で協奏曲1番か2番を演奏します。
曲の華やかさから1番を選ぶ人が多数で、過去の優勝者も1番を弾いた人が圧倒的に多いそうです。
同じ曲を演奏するので、コンテスタントの演奏の違いがわかります。
ワルシャワで暮らしたおかげで、私もショパンが好きになりました。
昨年の延期で、残念ながら現地でショパンコンクールを楽しむことはできませんでした。
でもライブ配信のおかげで、日本でコンクールの臨場感を味わいながら充分に楽しむことができました。
よろしければこちらの記事もどうぞ。
黄金の秋
10月中旬から11月にかけてポーランドは「黄金の秋」を迎えます。
気温がぐっと下がり日も短くなる時期、長い冬が来る前の一瞬の楽しみです。
日本の紅葉は、赤、オレンジ、黄色に緑と色鮮やかですが、ポーランドの黄葉は「黄金の秋」の名の通り、ほぼ金色(黄色)の一色のみ。
木々が緑から徐々に金色に変わり、葉が落ちれば、一面、黄金色の絨毯が広がったようになる景色は、とても美しいです。
👇こちらの写真は、ワルシャワにあるショパン像で有名なワジェンキ公園です。
季節の移り変わりを楽しめる公園で、家から近かったのでよく散歩しました。
ショパン像の後ろの木々は少しオレンジがかっていて、鮮やか!
「黄金の秋」も美しいのですが、同時に日本の紅葉の美しさを思い出し、赤く色づくもみじ🍁🍁が懐かしくなりました。
これまで日本の美しさに鈍感だったように思いました。
ワルシャワの市場
秋の楽しみは食べ物にも♪
👇こちらは、「ワルシャワの台所」ともいわれるハラ ミロフスカという大きな市場です。
生鮮食品、パン、お花、雑貨、服など何でも揃っています。
露天がいっぱい並んでいてゴチャゴチャしていますが、古くから庶民の生活を支えてきた歴史ある市場です。
最近はスーパーや大型ショッピングセンターも増えたのですが、野菜や果物の種類が多いので、よくここで買い物しました。
きのこ
ポーランドの秋といえばきのこ🍄🍄
最近は日本によくあるきのこ(椎茸、シメジ、えのき)もスーパー等で見かけるようになりましたが、ポーランドできのこといえば、ポルチーニ茸やアンズタケ、ニセイロガワリ、ヌメリイグチなど。
ポーランドの広大な森林から採れるポルチーニ茸は、ヨーロッパで流通しているものの9割ともいわれているそうです。
ポルチーニ茸と言えば高級食材のイメージですが、1kgが25ズロチ(約750円)ぐらいです。
*1ズロチ(PLN)=約30円
ただ天然のきのこですから、よく見ると小さな虫がついています。
時には、いっぱい……😨
私は、どうも虫を発見すると食べる気がしなくなるので、自分で料理するよりレストランでいただくことの方が多かったかも😅
👆こちらの写真は「牛ヒレステーキポルチーニ添え」(左)と「アンズタケとトリュフのリゾット」(右)
とっても美味しかった~😋
プルーン
そして私の大好物だったこちらのプルーン👇
この時期、山積みになって売っています。
ポーランドは、特に食品に関しては物価が安いです。
量り売りなので1kgのお値段が表示されています。
こちらのプルーンは、1kgが5.5ズロチ(約165円)です。
わりと大きいプルーンなので1kgだと20個ぐらいかな。
果物が安いのは本当に嬉しかったです。
1kgなんてペロリと食べてしまいました。
カボチャ
10月になると色々なカボチャが店頭に並びます。
小さいのから大きいのまでたくさんそろっています。
中でもオレンジ色のカボチャが多い!
美味しいかといえば美味しくありません。
甘みもホクホクさもなく、日本のカボチャのイメージで料理しても食べられません。
たま~に、日本のカボチャと色、形、味が同じカボチャと出会えることがあります。
そんなときは、お友達同士で、お互いに連絡しあったり分けあったりしていました。
この時期、オレンジ色のカボチャ🎃といえばハロウィンを思い出します。
元々カトリックの国ポーランドにハロウィンの習慣はありませんが、最近はアメリカやイギリスの影響を受けて、浸透してきています。
10月になると、「ジャック・オ・ランタン🎃」に限らず、普通のオレンジ色のかぼちゃや、ユニークな顔が描かれたカボチャが飾られているのをよく見かけます。
ポーランドのハロウィンは日本ほど賑やかではないようです。
10/31(日)もうすぐハロウィン🎃ですね~。
日本では衆院選の投票日。
今年はどんなハロウィンになるのでしょうか……
最後までお読みいただきありがとうございました。
*よろしければ読者登録お願いします。
*ポチッとしていただけると嬉しいです。
↓ ↓ ↓