こんにちは。あおです😊
ご訪問いただきありがとうございます。
前回は夫が腰椎椎間板ヘルニアになった話でしたが、おかげさまでほぼ回復したようです。(☆やコメント本当にありがとうございました🙇♀️)
今後は適度な運動にとどめ再発しないように心がけてもらいたいと思います。
今日は少し前、GWの隙間の平日5/2の話です。
その日の朝、仕事に行った夫から電話がありました。
また歩けなくなったのかしら……と恐る恐る電話に出ると、そうではなく義母が入居しているグループホームから夫へ連絡があったそうです。
義母が昨日から足が痛いと言っているので病院に連れて行ったほうがいいとのこと。
病院には家族が連れて行くことになっているので来てほしいということだったそうです。
とりあえず私が、(私の)母をデイサービスに送り出してからグループホームに向かうことになりました。
グループホームに着いたのは午前9時半頃。
部屋にはコロナ感染防止のため入れないので、玄関で待っていましたが、義母がかなり痛がるので動かせない様子でした。
すぐに救急車を呼ぶことになりました。
救急車を待つ間、義母の対応をしてくれた当直の男性スタッフに、これまでの経過を聞くと…
昨日の夕方、部屋で床に座りこみ、足が痛いと言っていた。
震えあり微熱あり血圧上昇。
グループホーム専属の医師に電話して指示を受け、血圧を下げる薬を飲ませたら下がった。
夜は眠っていたとのこと。
メモを見ながら説明してくれました。
そして救急隊員にも説明しておくので、救急車に一緒に乗って行って下さいと言われました。
救急車が到着し、担架で運ばれてきた義母は、想像していたよりずっとひどい状態でした。
目を閉じて「痛い、痛い」と叫び、手を振り回し錯乱状態です。
救急車内でも、義母はずっと「痛い、痛い」と言いながら、コードを引っ張ったりするで、機材を破壊しないように手を握っていました。
病院に着くまでの間、義母の普段の生活に関する質問を次々とされましたが、ほとんど答えられません。
わかりません…わかりません…わかりません
と繰り返すばかり。
役立たずで恥ずかしいような申し訳ないような複雑な気持ちになりました。
私の母のことだったら本人よりよくわかっているのに…
今ここにいるべきは先程の男性スタッフじゃないのか…と思ったりしました。
病院に到着すると、義母は救急室に運ばれて処置を受けていたので、私はその間、廊下で待機していました。
義母の「痛い、痛い」という声が止むことなく聞こえてきます。
お昼過ぎになって、ようやく医師から話がありました。
右大腿骨転子下骨折
レントゲンの写真を見ながら、右足の太腿の骨がかなりぼろぼろに折れていると説明がありました。
ベッドから落ちたか、転んだかだろうとのことでした。
手術をして30日程度の入院が必要になるようです。
その場で次々と文書が提示されて、同意書にサインを求められました。
抗生物質、輸血、麻酔、HIV抗体検査、身体抑制等…
「今、全て私の決定でサインしなきゃいけないんですか?義母には実の息子(夫)と娘2人がおりますが…」
と尋ねると、医師は文書の束を持ちながら、
「コイツらはね…今すぐ必要なんです」
とおっしゃいました…
コイツらって…文書のことだよね?
擬人法か…?
(コイツら=文書)が頭の中を駆け巡り、医師として見ていた顔が、急に普通の若者の顔に見えてきました。
よく見るとこちらの医師、うちの息子と同世代(20代)ぐらいにも見えます。
大丈夫かなぁ…。
とにかく、義母がすごく痛がっているので、痛みだけでも何とかしてほしいと頼むと、牽引するのがいいのだけれど、暴れてしまうと逆効果だし…と考えている様子。
せめて鎮痛剤を出していただけないかと言ってみたけど、良い返事がありません。
大丈夫かなぁ…。
とりあえず夫に電話して、経過報告し、文書についても同意するかどうかを確認しました。
病院に来てもらおうかとも思いましたが、コイツらは今すぐ必要らしいので。
そして引き続き、入院のための説明を受け、看護師さんに色々な質問をされましたが、やっぱりわからないことだらけ。
「グループホームの方はもう帰られましたか?」
と言われてしまいましたが、はじめから私だけです。
入院になったことをグループホームにも報告しなければと思い、電話をすると、4月から変わったというホーム長が出ました。
そういえば新しいホーム長には、まだお目にかかっていませんでした。
最後まで、こちらの報告に返事をするだけだったので、義母の足のことをどこまで知っているのかしら?と思ってしまいました。
こちらが「お世話になりありがとうございました」と言っているんだから、せめて、「お疲れ様でした」とか「お大事に」とかありませんか?
ホーム長は責任者なんだから。
気がつけば午後4時を過ぎ、朝から飲まず食わずだったせいか腹が立ってきました。
入院中はコロナのため、義母と面会はできないそうです。
認知症は進むだろうし、せん妄の症状もあらわれるだろうと言われました。
手術はGW明けになるそうですが、それまで痛みにどうやって耐えるのか…
色々心配ですが、一旦、家に帰って入院手続きに必要な準備をしてこなくてはなりません。
まずは、グループホームから救急車に乗ったので、車をとりに戻りました。
ちょうど今朝対応してくれた男性スタッフが帰宅するところでした。
「お世話になりました。ありがとうございました」と言いましたが、男性スタッフは会釈するだけ。
「様子はどうですか?」とか「お疲れ様」とか「お大事に」とかないですか?
朝とは違う態度…?
訴訟社会(特に海外)では謝った方が悪いとされると言いますが、余計なことを言わないようにしているのかもしれないと勘ぐってしまいました。
入院手続きを済ませて帰宅したのは、午後6時頃。
母がデイから帰ってくる時間には間に合わず、鍵を開けて家に入るのを見届けてもらいました。
夫に今日1日の報告をすると、やはり不信感と疑問を感じている様子でした。
夫曰く…
最初連絡があった時は、大したことがないように伝えられたが、まさかの骨折。
動けないほど痛がっていたら、ベッドから落ちたとか、転んだとか疑うのが普通ではないか。
なぜ昨日、救急車を呼んでくれなかったのか。
緊急の時、救急車に一緒に乗って付き添ってもらうことはできないのか。
グループホームを出たら、もう関わらないということになっているのか。
夫は疑問に思ったら黙っていられないタイプなので迷わずグループホームのホーム長に電話をしていました。
私は、自分達の親の介護を他人に任せっきりにしていることに負い目を感じているのかもしれません。
夫は、きちんと言うべきことは言って、改善してもらうことは、このグループホームのためでもあると言っていましたが、何より自分の母のことを思う気持ちからなのでしょう。
夫は、口調は穏やかだけれど、弁が立つので、ホーム長は返す言葉がないようでした。
電話で謝罪があった翌日、再び家まで上司と一緒に訪れたホーム長は、まだ若い男性でした。
4月にホーム長として異動したばかりで大変だったことでしょう。
義母が1ヶ月程度の入院後、また元気になってこちらのグループホームで過ごせるようになることを願うばかりですが、91歳の高齢なのでわかりません。
でももうあまり辛い思いはしてほしくないと思います。
今日は母の日ですが、会うことも出来ずに残念です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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