あおのラララ♪ライフ

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ビーツで作る「フオドニク」と「毛皮のコートを着たニシン」

こんにちは。あおです😊

ご訪問いただきありがとうございます。

 

今日は久しぶりにお料理の記事です。

 

ポーランドでは、簡単に手に入った身近な食材ビーツですが、日本国内ではまだまだ販売しているところは限られています。

 

手軽に調理できる缶詰や真空パック(写真右)になったものは時々スーパーでも見かけますが、生のビーツは通販で購入するのが一番簡単なのかもしれません。

今回は、ちょうどメルカリで販売していたので購入してみました。

 

 

2種類のビーツ(デトロイトダークレッドキオッジャ)がセットで届きました。

一般的にビーツといえば、デトロイトダークレッド(写真左・手前)

断面が渦巻き模様のビーツ、キオッジャ(写真左・後ろ)

 

これらのビーツを使って2品作りました。

  1. 懐かしのポーランド料理、夏の冷製ビーツスープ「フオドニク」
  2. ポーランドにあったウクライナ料理店で食べたオシャレな名前の前菜サラダ「毛皮のコートを着たニシン(セリョートカ・ポド・シューボイ)

 

 

夏の冷製ビーツスープ「フオドニク」

 

ピンクのかわいいスープ「フオドニク」は、ビーツやキュウリなどをヨーグルトのようなケフィアであえて作る冷製スープです。

ポーランド人には大人気のスープですが、日本人には苦手な人が多いです。

私も最初は一口食べて残していましたが、慣れてくるうちに美味しく感じるようになりました。

今では大好きです。

しかし夫と母はやはりどちらかと言えば苦手。

いつもほぼ自分のために作ります。

 

 

レシピは色々ありますが、友達に教えてもらったレシピをアレンジして作っています。
お口に合うかどうかはわかりませんが、材料などご覧になって興味がありましたら作ってみてください。

 

材料(3人分)
  • 生ビーツ(または缶詰や真空パックの下処理済みのビーツ)・大1個
  • ビーツの茎(あれば)・適量
  • きゅうり・1本
  • 大根・5㎝ぐらい
  • ヨーグルト(本場ではケフィール)・500ml
  • ・500ml
  • ・適量
  • レモン汁・適量
  • ・適量
  • こしょう・適量
  • トッピング(ゆでたまご・ディル

 

 

作り方

生ビーツをよく洗って、茎を取り除き、茹でるかオーブンで焼くか下処理をする。

茹でて下ごしらえ

皮付きのまま鍋に入れ、かぶるくらいの水と少量の酢を入れて火にかける。

・沸騰したら弱火にして柔らかくなるまで煮る。

竹串がスッと通る状態になればOK(大きさによるが目安は30分~60分

・ゆであがったら火を止め、ゆで汁につけたまま冷ます

オーブンで下ごしらえ

皮付きのままアルミホイルで包みオーブンで焼く。

竹串がスッと通る状態になればOK(大きさによるが目安は180度で1時間

ビーツきゅうり大根細い千切り(つま切り)にする。スライサーが便利。
鍋にを入れて、半分のビーツと、あればビーツの茎みじん切りにして加え、お酢を少し入れて弱火で10分くらい煮る。強火で10分以上煮るとビーツの色が抜けてしまうので注意!
冷蔵庫で1時間ほど冷やしたらヨーグルト残りのビーツ、きゅうり大根の千切りを加え混ぜる。

レモン、塩、こしょうで味を整える。

トッピングにゆでたまご・ディルをのせる。

 

断面が渦巻き模様のビーツ、キオッジャは生でも食べられるので薄く切って飾ってみました。

私はいつも通り美味しくいただきました。

夫と母は完食しましたが、「もういいです」と一言😅

 

aoraku.com

 

ビーツとニシンの前菜サラダ「毛皮のコートを着たニシン」

 

元々ポーランドにはウクライナ人が多く住んでいたので、ウクライナ料理店もあります。

ウクライナ料理と言っても、ロシア料理やポーランド料理と共通する点が多いです。

私も時々ウクライナ料理店に食べに行きましたが、そこで印象に残っているのが、「毛皮のコートを着たニシンという前菜サラダです。

とても綺麗で美味しかったから…。

これはロシアで新年のお祝いの時に食べられる最もポピュラーな料理のひとつ。

そしてウクライナでもクリスマスなどによく食べられるそうです。

 

 

材料をご覧になっていただくとわかると思いますが、日本人の私達の口にも合いそうですよね。

こちらも友達に教えてもらったレシピを参考にしていますが、かなり自己流になっています😅

 

ニシンの酢漬けがなかなか手に入らないのでしめさばに変更!

そうなると料理名も「毛皮のコートを着たサバ」に変更すべきかも…😁

そして味付けはかんたん酢を使って簡単に!

 

材料(3~4人分)
  • 生ビーツ(または缶詰や真空パックの下処理済みのビーツ)・小1個
  • じゃがいも・3個
  • 牛乳50ml
  • バター10g
  • にんじん・1本
  • 玉ねぎ・1/4個
  • しめさば(本場ではニシン)
  • ゆでたまご・2個
  • マヨネーズ・適量
  • ・適量
  • こしょう・適量
  • かんたん酢・適量

セルクル型

 

 

作り方

じゃがいも、牛乳、バターマッシュポテトを作り塩、こしょう、マヨネーズで味付け。冷蔵庫で冷やしておく。

にんじん、下処理済みビーツをそれぞれ細い千切り(つま切り)にする。スライサーが便利。

玉ねぎみじん切りにして冷水に放って辛みを抜き、ペーパータオルで水気を切る

しめさばみじん切りにしておく。

ゆでたまご白身と黄身にわけてそれぞれみじん切りにして、別の容器に入れてマヨネーズで味をつけておく。

容器に②のにんじんを入れてかんたん酢マリネにしておく。

別の容器に②のビーツを入れてかんたん酢マリネにしておく。

また別の容器にみじん切りにしたしめさば玉ねぎを入れて混ぜる。

皿にセルクル型をのせ、下から①マッシュポテト、③にんじん、⑤しめさばと玉ねぎ、④ビーツの順で重ねる。

マッシュポテト以外はぺーパータオルで水気をきって重ねた方がよい。特にビーツは注意!

層の表面が凸凹にならないようスプーンで各材料を詰めるごとにならしながら次の材料にとりかかる。

神経質に平らにしなくてもだいたいで大丈夫。

ビーツの上にゆでたまごの白身をのせ、さらにゆでたまごの黄身をのせる。

セルクル型を外す。

 

ディルミントがあったので飾ってみました。

さっぱりして、夏にぴったりの前菜サラダです。

 

お皿は全てポーランドのボレスワヴィエツ陶器です↓

aoraku.com

 

さいごに

 

「奇跡の野菜」「食べる輸血」と言われるほど栄養満点のビーツですが、その土臭さが苦手な人も少なくないと思います。

下処理や調理の際に酢を使うことで、土臭さを抑えることができます。

またビーツの鮮やかな赤色をキープすることも出来るので一石二鳥です。

 

今回はあまり使いませんでしたが、渦巻き模様のビーツ、キオッジャは生のまま薄くスライスしてサラダにするのが良いようです。

ちょっと加熱してみたら、渦巻き模様が薄くなり、最後にはなくなって白くなってしまいました。

 

栄養満点のスーパーフード、ビーツをもっと簡単に普段の料理に取り入れて味わっていきたいなあと思いました。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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