こんにちは。あおです😊
約3年、ポーランドのワルシャワで過ごし、すっかりショパンのファンになった私🥰
ショパンは39歳でその短い生涯を終えますが、生まれてから20歳になるまでを主にワルシャワで過ごしました。
そのため、ワルシャワにはショパンゆかりのスポットがたくさんあります。
今日はその中で、特に印象に残っているところを写真(byあお)多めでまとめてみたのでご覧ください。
目次
ワジェンキ公園のショパン像
ワルシャワにあるワジェンキ公園とその中にある水上宮殿は、18世紀にポーランド最後の王の離宮として造られられました。
76ヘクタールの広大な敷地をもつ公園内には、リスやシカ、白鳥やカモ、孔雀が放し飼いにされ、ヨーロッパっぽい幻想的な世界が広がっています。
四季折々の美しい景色は忘れられません。
公園内にあるショパン像は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツによって爆破されていますが、戦後、忠実に再現され、ワルシャワの最も重要なシンボルの一つになっています。
柳の木の下に座り故郷の自然を眺めるショパンを表現しているそうです。
現在は、5月中旬から9月末まで毎週日曜日に、世界中の素晴らしいピアニストたちによる無料のショパンコンサートが、このショパン像の下で開催されています。
野外空間で老若男女が皆思い思いにショパンの音楽を楽しむことができるぜいたくなイベントです。
ショパン博物館
ショパンの生涯を映像や音など最新の技術を駆使して解説しています。
亡くなる2年前からショパンが弾いていたピアノや、直筆の譜面や手紙などの遺品がたくさん展示されています。
中でも興味深かったのは、死後に石膏で型をとって造られたショパンの手。
指がすごく長くてビックリしました!
ショパンの全作品を視聴できるコーナーもあり、ショパン好きな人は1人でゆっくり楽しみたい場所です。
ジェラゾヴァ・ヴォラのショパンの生家
ショパンはワルシャワ近郊のジェラゾヴァ・ヴォラという村で1810年に生まれました。
一家はショパンが生後7ヶ月の時にワルシャワに移り住みますが、休暇のたびにこの家に帰ってきたといいます。
今ある生家は当時の様子を復元したもので、博物館となっています。
ここでも、夏には毎週日曜日にショパンコンサートが開催されています。
生家のまわりは緑あふれる美しい公園になっていて散策を楽しむことができます。
ショパンという品種のバラも咲いていました。
聖十字架教会
1830年、ショパンは20歳で音楽家として世界で活躍するため、ワルシャワを離れウィーンに旅立ちます。
その直後、ワルシャワでは、ロシアの暴政に対する大規模な蜂起が起こります。
蜂起は失敗し、ロシアの追及を恐れたショパンは、ポーランドへの望郷の思いを常に抱えながらも二度と祖国へ戻ることができませんでした。
パリで39歳の若さで亡くなったショパンは、遺言として「体は戻れなくても、せめて心臓だけでも持ち帰ってほしい」と姉のルドヴィカに伝えています。
その遺言通り、死後ショパンの心臓はワルシャワへ運ばれ、聖十字架教会の柱の中に安置されているそうです。
ショパン国際ピアノコンクール(ワルシャワフィルハーモニーホール)
音楽コンクールの最高峰、ショパン国際ピアノコンクールは、5年に一度ワルシャワで開催されます。
全世界から最も優秀な若きピアニストたちが集まり競い合います。
昨年2020年が開催の年だったので私もチケットをゲットし心待ちにしていました。
しかし新型コロナの影響で1年延期となってしまいました。
本当に残念でした😭😭
そしていよいよ明後日7/12から予備予選が始まります。
今回は、世界53か国から500名を超える応募があり、その中から選ばれた164名が予備予選に参加できるそうです。
日本人ピアニストは31名参加。
多くの日本人ピアニストの方が10/2〜10/23の本選に進まれて活躍されるように日本から応援したいと思います。
ワルシャワでショパンに出会う
街を歩くとショパンの曲が流れるベンチが置かれていたり、ショパンの壁画があったり、いろいろなショパンに出会います。
ほぼ毎日どこかでショパンの曲を演奏する小さなピアノコンサートが行われています。
交通機関の定期のデザインもショパン!
ワルシャワ市民のショパンへの愛はすごいんです❤
おまけ
ちなみに空港の名前もワルシャワ・ショパン空港です。
日本(成田)からワルシャワへは、LOTポーランド航空の直行便を使えば約11時間です。
ヨーロッパの他の国々と比べ日本人観光客は少ない東欧ポーランドですが、治安は悪くないし、物価も高くないので、過ごしやすい国でした。
コロナが収束したら、旅行にもおすすめです。
See you soon🥰
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